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色があなたの未来を変える ~色が人に与える影響とは?
2009.3.1 第49話
「昔の色彩療法」
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こんばんは。
世の中頭痛で悩む人は意外と多いようですね。
私もたまになるのですが、
頭痛がひどかったため脳のCT検査を行いました。
技師さんから
「上着脱いで、仰向けに寝てください」
と言われ、スーツを着ていたので
「ネクタイ脱がなくて良いですか?」
と聞き返しました。
「頭の検査だからね」
との返事がきました。
思い切りボケた発言だったようです。
恥ずかしい・・・・・。
脳に異常があるのではないか、本気で焦りましたが余裕で健康でした。
ボケの原因は他にあったようです・・・・・。
というわけで、今回から色と健康、色彩療法をテーマに書いていきます。
昔の人は色を使ってこういう治療をしていました、と言うお話です。
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昔の色彩療法
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色彩療法とは
「病気の治療に色彩を用いること」
です。
意味はストレート。
はるか昔から、太陽や光というものは崇拝の対象でありました。
そして、色は治療に使われておりました。
昔の人は病気にかかると、
手術の技術もやウイルスに対抗する薬剤などもなかったため、
加持祈祷、神様へのお祈り(今もですね)、護符、
などなどにより対抗しておりました。
例えば、
紀元前1500年、エジプト人が行っていたことは、
・失明したら生肉の湿布
・便秘をしたら赤い焼き菓子
・負傷したら、山羊の脂肪と蜂蜜を朱色の墨汁で塗った軟膏を塗る
ということをしておりました。
治ったかは定かではありませんが、薬事の文書として残されております。
この朱色などの赤は、戦で負傷しないように、
負傷しても出血を防ぐようにとの意味合いも籠められていたようです。
女性の出産時などにも使われていたとか。
また、シャーマニズム(神霊術)でも色彩を用いていました。
治療の際にシャーマンが白、赤、黄、青、黒などに体を塗っていたそうです。
綺麗な色の輝きを放つ宝石類も、
古くは装飾品以外に魔よけの効果や治療の一環として利用されていたようです。
例えば、
・コハク 発熱、リューマチ、頭痛に効く
・アメジスト 通風、凝結を和らげる
・エメラルド あらゆる眼病に効く
・ルビー 胃の健康を保つ(ルビーにつけておいた水を飲む)
と薬として処方もされていたようです。
さて紀元1世紀のころ、セルサスさんと言う方が色彩を医学に応用しておりました。
セルサスの薬剤は色彩連想によるものです。
スミレ、アヤメ、バラ属などのお花を処方していました。
赤、黒、緑、白の軟膏を用いていたそうです。
セルサスは
「最もよく効く第一の色をあげるならば、それは赤である。
赤い膏薬を貼っておくと、傷口の治り方が極めて早く、
いつの間にか皮膚が再生されてしまっている。」
と語っています。
なお、黄色についても
「黄色に関して言えば、サフランの花の乾燥粉を、
アヤメの香油で練った軟膏を頭部に塗っておけば、
睡眠薬にもなるし、精神安定剤にもなる」
と語っています。
(ビレン 色彩学の謎を解くp152 より フェイバー・ビレン著/佐藤邦夫訳)
そして、時は流れ、中世。
紀元後1000年くらいと思ってください。
ペルシャの医師、アヴィセンナさんが「医学典範」という本を書きます
彼は髪や皮膚、眼、果てはお手洗いの色の色彩変化により診断し、
患者の体調と相関させていたそうです。
他にも彼は
「赤い物体を見続けていると、体内からも血の色をした分泌物がでる。
だから、鼻血がひどい人に赤を見続けさせてはいけない」
ということを書いたようです。
なぜ血の出る具体例が鼻血なんだろう、他にいい例なかったのか、
とツッコミをいれたい。
ちなみに、青色は体液の分泌を抑制する色と考えていました。
そして中世以降、
さらに色彩と科学としての医療の関連性が発展していく
とみせかけて衰退します。
なぜかというと、
はが・・・・
錬金術士が登場します。
神秘家、錬金術士の登場で色彩療法は一気に衰退します。
錬金術士の一人であるパラセルサスさんという人が、
先ほど出てきたアヴィセンナの書物をみんなの前で焼いてしまったそうです。
完全否定。
なぜ、否定したのかというと、
昔から伝わる、セルサスやアヴィセンナの考えだと、
色と医療が客観的に研究をされていました。
しかし、錬金術士は理論より理想を重視していました。
ですので、相容れなかったようです。
なお、彼は治療として祈祷、音楽、ハーブ、
規則的な食事など多岐にわたる事を行っていました。
色彩も使っていたようですが。
なお、錬金術でも、白、黒、赤、金、が重要な4色として使われていました。
金色が入っているところが錬金術らしいですね。
その後、顕微鏡やX線などの発明される時代に移ります。
徐々に、科学としての色彩療法が復活してきます。
このころの色彩療法はどうなっているのか、
次回に続きますね。
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今回のまとめ
・色彩療法とは病気の治療に色彩を用いること
・紀元前から色彩は治療の一環として使われてきました
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今回もお読みいただきありがとうございましたm(_ _)m
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